手を振る僕と走り続ける君

たとえば、地球を初めて見るエイリアンに「味噌汁」のことを説明するとしたら、どうやって説明する?「クリエイター」の雰囲気とか、いや、前提としてこの世界についての説明からするかもしれないね。

具合悪そうに吠えるあの子と突風

友達とお昼時に約束をしていた。
天神の駅の待ち合わせスポットになっている大きめのテレビの前。
携帯を見ると、ちょっと遅刻するとメールが入った。
巨大なテレビの前は待ち合わせ場所なので、人々はどんどんどこかへいってしまう。
携帯でミュージックを聴きながら、それを眺めていた。
でもあまりにも暇なので、たまに行くカフェに入って、レモンティーを飲んでいた。
30分たって、友人が遅くなってごめんね!と言いつつきてくれた。
お昼どうする?と聞くと、パスタにしようとの事。
ホットペッパーを見てみたけれど、いい店を探せなかった。

気どりながら吠える子供と枯れた森
毎晩、キリンビールを一人で飲むのが習慣になっているけれど、最近はそのあとにワインを飲んでしまう。
もちろん、その後に外に出かける仕事をしないときに限定されるけれど。
横浜にいた時に、家の近くでワイン専門店を発見して、父の日のために買ってみた。
私は見栄っ張りなので、「1万円の父の日用のワインを探しています」などと話して。
実家に届けた、そのワインが1万円ほどしたことをついに伝えると、父は気まずそうに「・・・うん、やはりそうだと思った!」と言ってくれた。
その他の感想は特にはなかった。
そのことから、あまりワインの質にこだわらなくなった。
あー最高だと感じる時間の友だったら、金額や質にはこだわらないと決めた。

ゆったりとお喋りする先生と草原

小説家の江國香織の作品に登場する女性は、なんとなくクレイジーだ。
例えば、東京タワーの詩史。
あと、きらきらひかるの笑子。
あとは、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國香織の持っている部分を、極端に表した形なのだろうか。
徹底的にクレイジーだと思うのが、神様のボートの葉子だ。
奇跡的に迎えに来る可能性もある「あのひと」を待ち、色々なところに引っ越す。
「あのひと」を忘れることなく、必ず会えると信じて。
とうとう「ママは現実を生きていない」と、娘の草子に言われるが、葉子には全然よく理解されない。
この部分が、この小説の最もクレイジーなところだ。
実際にウエハースの椅子には簡単に座れないけれど神様のボートには乗れる。
江國香織さんの書く、クレイジーだけど魅力的で頼りない主役が大大大好きだ。

熱中して熱弁する彼女とわたし
今日の夕食は家族と外で食べる事になっているので、少年は嬉しくてしょうがなかった。
何を注文しよう、と夕方にはいろいろと思いを巡らしていた。
パスタやオムライス、チョコレートパフェとか?なんてメニュー一覧にはどんな物があるのかも楽しみだった。
場所はこの前できたばっかりの和風レストランだ。
お父さんが運転している車はそろそろ目的地に到着する。
お母さんは助手席から外の景色を見ている。
お姉ちゃんは少年の横で、イヤホンで音楽を聴いている。
少年は車から降りると駆け出して、喜び勇んで入り口を誰よりも先に開けた。

熱中して体操する家族と飛行機雲

数年前の夏、私は親友と、東京から一般道を使用し、七里ガ浜にやってきた。
なぜかと言うかは、宝物のデジタル一眼で海岸を撮るためだったけれど、なかなかうまく写せない。
砂浜は久しぶりだったから、撮影に飽きるとヒールを脱いで海に入りはじめた。
それにも飽きてしまい、浜辺で山を作ることをして遊びはじめた。
この時位までは、確かにそばにあったキャノンの一眼。
思う存分満喫して、帰り道の最中、スタンドでデジタル一眼が見当たらない事に気が付いた。
がっかりして部屋まで帰るも、少しの間、最高に切なくなった記憶がある。
数多くの記録が入っていた大好きな一眼、今はどこにいるんだろう?

気持ち良さそうにダンスする兄弟と壊れた自動販売機
「富士には月見草がよく似合う」と言う名文を表したのは文豪の太宰だ。
太宰はバスに乗って、御坂を越えて、現在の甲府へ行く途中だった。
同じバスでたまたま一緒になった老女が「あら、月見草」と独り言を言う。
そこで、反応した太宰治の目に見えたのが月見草、そして名峰富士だ。
富岳百景の一部のこの話は、富士山を理解するときに欠かせない。
多くの作品に出てくる、3776mの名山だ。
どの位置から見ても同じく、美しい形をしているために、八面玲瓏という表し方が似合っていると伝えられる。
全くだと思う。
私が特に好きなのは、秋の富士山だ。

気分良く叫ぶ妹と冷たい雨

鹿児島の少しお歳の主婦の方は、いつも毎日、生花をお墓にあげているから、ゆえに、お花がたんまり必要で、生花農家も山ほどいる。
夜分に、原付で駆けていると、菊の栽培の光源がさいさい夜分に、原付で駆けていると、菊の栽培の光源がさいさい視野にはいってくる。
住宅の照明はものすごく少ない田舎なのに、しかし、菊の栽培照明はさいさい目に入る。
菊の為の光源はしばしば目撃しても人の通行はとってもちょっとで街灯の明かりも非常にちょっとで、警戒が必要なので、学生など、駅まで送ってもらっている子ばかりだ。

雹が降った祝日の昼にこっそりと
出社のために何枚かスーツに合うワイシャツを所持しているけれど、大体決める時に何枚も試着してしまう。
それだけ、着てみた感じにこだわってしまうのも珍しいかと思っていた。
しかし、営業先で、ワイシャツはオーダーメイドしてもらうという方がいらっしゃったので、非常にびっくりした。
たしかに、ワイシャツひとつでスタイルが良く見えるからかな、と考えた。

雨が降る祝日の明け方に散歩を

どんなことでも一つの事を、長期で続けている人に拍手を贈りたい。
ダンスだったり、ピアノでも、どれだけ小さいことでも。
ワンシーズンに一回、いつもの仲間で、いつものホテルに泊まる!でも良いと思う。
何でも一つを続ければ、必ず実用までたどり着くことができるだろう。
わたしは、保育園の時にピアノとバレエなんかを学習していたが、もっと頑張ればよかったな。
そんな風に思うのは、家ののはしっこにに両親に貰ったピアノがあるから。
今の自分は全然分からないピアノだが、そのうちもう一度弾きたいと目的がある。

薄暗い大安の深夜に昔を思い出す
最近、ひとり娘がいつもの広場で遊びたがらない。
暑いからか、家の中で遊べるものがとっても楽しいからか。
多少前までは、すごく公園に遊びに行きたがっていたのに、このところは、少しも遊びに行きたがらない。
なんというか、男親から見て、何も困ることもなく、気にしないが、しかし嫁はちょっとは複雑らしい。
けれど、蒸し暑い場所で遊ばせるのも心配だ。

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