手を振る僕と走り続ける君

あなたが思っている「劇団員」と、大多数の人が考える「事実」は、もしかしたらまるで違ってるかもしれない。そう想像すると、少し面白くない?

雪の降る休日の夕暮れに焼酎を

私は仕事の関係で、日光市へ向かうことが凄く多かった。
東京から4時間ほどの場所に位置する日光市は栃木県にあって、海なし県で、背の高い山に囲まれている。
そのことから、冬の時期には雪が多く、除雪車やチェーンが必要である。
紅葉が始まると、東北自動車道を使って2泊3日で、帰って、また2泊3日というスタイルが非常に多く、テレビなどのメディアで日光の様子が紹介されると思い出に浸ってしまう程。
「日光を見ずして結構というなかれ」という面白い表現がある位なので、一度は見た方が良い所だ。
ちょっとだけ紹介させてもらうと、ツーリストたちのメインは日光東照宮。
あの有名な徳川家康の眠っている所で、境内の様子に驚かされる。
あと、奥日光と言われるところにある日光湯元温泉。
硫黄泉で、白色で、高温の温泉。
この温泉につかると、冷え症が完治するだろうと思う。
東照宮が建てられた時は、日光湯元温泉を目標に湯治客が集まったと言う。
情景が思い浮かべられる歴史のある栃木の日光。
東照宮の紹介も兼ね,ガイド本に多く記載されている栃木県に、再び行ってみたいと思っている。

そよ風の吹く火曜の午後は料理を
オフィスで頑張っていた時の先輩は、社長の娘で、まさにお姫様だった。
小さくて素直でとにかく元気な、動物大好きな先輩。
動物愛護団体など設立して、そこそこ運動をしている様子。
革を使用しない、ヴィーガン、動物実験取りやめ賛成。
一度部屋に行ってみたことがある。
高級住宅地にある上等なマンションで、レインボーブリッジが見えた。
その先輩、人懐っこくて上品なシャムネコと一緒に住んでいた。

ゆったりと泳ぐ彼女と冷めた夕飯

4年前から、南九州に住むようになって台風をたいそう気にかけるようになった。
風が全く違うからだ。
大分に住んでいたことも千葉に住んでいたこともあるが、しかし、台風の被害が全く違う。
サッカーのゴールが転がっていくと話を聞いた時は、オーバーだと思ったが、事実だった。
大型台風が直撃した後は、ヤシや大木は道路に倒れ、海辺の道は海からのゴミであふれ車で走るのにも道を選ばないと走れない。
海辺の家や旅館では、車のフロントガラスが破損したり、民家のガラスが破損し、風が入って天井が壊れたりと冗談と考えていたようなことを目撃した。
直撃せずにかすっただけでも風はたいそう強く、古い家に住んでいると家のきしむ音がたいそう心配してしまう。

怒って口笛を吹く先生と僕
本を読むのは大好きなことの一つだけど全部というわけではない。
江國香織の小説に凄く惹かれる。
もうずいぶん同じ本を読み進めている位だ。
ヒロインの梨果は、8年同棲した恋人の健吾に別れを告げられてしまうが、その原因となった華子とルームシェアするようになるというとても奇妙な話だ。
ラストは衝撃で、大胆な形だととれるが、最後まで読んだうえで内容を思い出すと「確かに、この終わり方はありえるかもしれないな」というのを匂わせている。
との上、ワード選びや登場する音楽や、物などがお洒落。
ミリンダが出ればミリンダを飲みたくなるよう書いてあるし、べリンダ・カーライルや古内東子といった音楽が出ればついついCDをかけてしまう。
物の表現の仕方が優秀である。
他にも、「悲しい美しさだと思った」という言葉がどこから生まれてくるのだろう。
そんな文章に虜にされて、夜遅くに何度も同じ江國香織の本を読んでしまう。
好きな作家さんの本との夜遅くの時間が夜更かしのきっかけなのだと感じる。

陽気に歌う友達とあられ雲

「今夜はカレーよ。」
少年はお母さんが言ったその言葉を聞いた途端、無意識に顔をほころばせた。
少年は小学校から帰宅して、居間でダラダラとテレビを見ていた。
今日は西日が強い。
網戸の窓では風鈴がときどき鳴っていた。
TVでは、昔のなつかしアニメをやっていた。
今日のアニメは「一休さん」をやっていた。
こんなにも頭がいい坊主がいたら、テストなんてちょちょいのちょいなんだろうな、と少年は感じていた。
しかし、キッチンからカレーの香りが居間まで漂ってきた時、少年はテレビのことなんて思考から消えていた。

風の無い土曜の夕暮れに座ったままで
季節の中で、梅雨の季節が気に入っている。
部屋はじめじめしているし、出かければ濡れるけど。
それは、小さいときに、雨の日に咲いていた紫陽花が美しく、以来アジサイが咲くのを楽しみに待っている。
長崎で知り合い付き合い始めた、シーボルトとお瀧さんのあじさい逢瀬を知っているだろうか。
オランダ人に紛れて日本へやってきた、ドイツ人のシーボルトが、アジサイを見ながら「お瀧さんにそっくりな花だ」と言う。
梅雨にけなげに咲くあじさいを見ながら何度も、お瀧さん、お瀧さんとつぶやいた。
それが変化して、アジサイはオタクサと別名を持つようになったという。

雲の無い日曜の日没は友人と

名の知れたお寺さまであろう、斑鳩寺、つまり法隆寺へ向かった。
法隆寺だけという伽藍配置もばっちり見せてもらって、立派な五重塔、講堂も見学できた。
博物館で、国宝に指定されている玉虫厨子があり、予想していたよりも大きなものだった。
このお寺様について勉強するには思いのほか、かなりの時間を必要とするのではないかと考えている。

気どりながら体操するあの子と濡れたTシャツ
以前、会社に入ってたくさんの人に囲まれて働いていた。
しかし、3年が経過すると、大勢で共に仕事をするのが向かないと痛感した。
縛られる時間が長い上に、チームで行うので、仕方のない事だが、噂話がしょっちゅう。
それを元に、仲よくすればじょうずになっていけるのかもしれない。
だけど、時間の無駄としか思えない運命なのだ。
その上、仕事のペースが遅い人に合わせるという辛抱ができない、早い人についていけない。
普通は、努力が見られない!と思うだろうが、父にはそういう運命だと言われた。

気分良く走る彼女と月夜

定期的な検査は、例年どこかしら引っかかる。
心臓だったり、数値だったり、尿だったり。
胃の検診をバリウムを飲み干して受けてみて、健診結果がくると、胃がんの疑義が存在して、早急に、検査を紙面に記載の病院にて受けてください。
と記されてあったのには、あせった。
あせったというより、むしろおっかなかった。
即時に人に聞いた病院に胃の再検査に原付で行ったら、ただの胃炎だった。
胃は元々うずいていたので、定期診断に引っ掛かったのはわかるが、文章で自分の名前とがんの疑惑があると書きつけてあったらぞっとした。

曇っている平日の日没に外へ
最近は、海に釣りにおもむいていない。
日々の業務で大変あわただしく出かけられないのもあるが、しかし、すごく蒸し暑いので、出かけづらいのもあることはある。
それに、休憩中に釣り場を見ても爆釣の様子がないから、釣りに行きたいとは残念ながら思えない。
大変魚が釣れていたら我慢できずに行きたくなる。

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